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January 31, 2006

BOSTON / BR. PKT.

Boston
実は、マサチューセッツ州ボストン局の郵便印を集めている。

きっかけは、同局の白抜抹消印(1880年前後に使用され、数字とアルファベットでかなりの種類が存在する)のコレクションを入手したことだ。但し、入手後5年以上手付かずだったので、本当のきっかけは昨年のミニペックスamerica'05に1フレームにまとめて出品したことかもしれない。
頼るべき文献も無く、取り敢えず有るものを「順番に」並べただけであったが、後日ベテランの方からアドバイスを頂いたことが大きかった。
少々高価ではあったが基礎文献になりそうな本も入手し、そのバラエティーの豊富さに驚嘆、細々とではあるが収集を始めたのだ。
(19世紀までに限定しても抹消印・証示印・その他各種郵便印の種類は1,000種を越える様であり、簡単に集められる対象ではない。)

画像に示したのは先日入手した中継印つきのカバー。
左下に "BOSTON / 24 / BR(ITISH). P(AC)K(E)T. / JUN / 28 / PAID" と読める中継印が押捺してある。
おそらく英国からの到着便でコネチカット州あての郵便を乗せた船がボストン港に入港、ボストン局で処理されたのであろう。
中継印に入っている「24」は(多分)英国から米国宛の料金(のドル換算額)。その中に国内郵便料金5セントが含まれているので、それを示す5CENTSという収納印が宛名の少し上に押されている。
証示印に年号が含まれておらず、手紙も入っていない為、年号の確定は出来ないが、料金から考えて1840年代、下がっても1851年6月まで(7月以降の前納書状料金は3セントに値下)と思われる。

この手の大西洋横断郵便(Trans Atlantic Mail)は人気のある収集対象であり、値の張るものが多いが、これは印影が薄いことや、差し立て地が不明なことから競争にならなかったらしい。

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January 30, 2006

1908年シリーズの切手帳(22)

BP
<第22リーフ>
#425eの4リーフ目。使用例の2リーフ目である。
スイス宛UPU5セント料金のカバーで、スイスで検閲を受けている。
国内書状よりはマシだが、面白みは余り無い。検閲印も不鮮明で書き込みが出来なかった記憶が・・・・。
2通貼るには大き過ぎ、1通では空白が目立つ困ったサイズのカバーでもある。
どうもこのペーンとは余り相性が良くないようだ。
何とか頑張って、完ペーン貼のカバーなど、眼を引くような材料を手に入れたいもの。

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January 29, 2006

満月印

634A
20世紀の終わり頃、ロンドンに1年間だけ住んでいた。
ネットオークションなど無く(あったのかも知れないが、全く縁は無かった)紙ベースのオークションと切手商・即売会などが入手ルートであった。
イギリス特有の収集環境などについては改めて書くことにして、今日は失敗談を。

中小オークションの一つからカタログが到着したので眺めていると、アメリカの欄に以下のような趣旨の記述があった。
「アメリカ普通切手、1920~1950満月印ロット。局名鮮明」
ストックシート2枚分で20ポンド程度の参考値だったと思う。

「これは面白い!」と、倍額ほどでビッド。すんなり落札、ブツが送られて来た。
絶句!
なんと、プリキャンセルの駄物がズラリ。確かに地名(局名)は鮮明に見えるが・・・・。

クレームをつけるのも面倒だったのでそのままにしたが、勉強代というところだろうか。
ヨーロッパのオークションやメールセールでは、時々プリキャンセルと普通の消印を混同している場合があるので、注意が必要。

画像は22年シリーズ2セント輪転印刷タイプⅡの局型プリキャンセル。
安物ではない。

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January 28, 2006

1908年シリーズの切手帳(21)

BP
<第21リーフ>
#425eの3リーフ目。使用例としては1リーフ目になるが、どうしようもないリーフである。
いずれも国内書状料金の単貼カバーで、これといった特徴も無い。下のカバーが1914年8月と、比較的早い時期の使用例であることが救い。従って、上のカバーは完全な重複であり、本来は外すべきもの。

全てのリーフを思ったとおりに作ることは不可能だろうが、「忘れてしまいたい」リーフである。

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January 27, 2006

コンディション

切手帳(ペーン)を集めていて悩ましいのがコンディション。センターの良し悪しである。

良いに越したことは無いのだが、ポジション違いを揃える場合が問題だ。
基本的にポジションが判別できるモノ(平面印刷であればガイドライン、輪転印刷であれば版番号)はウエルセンターのペーンでは余り良く(あるいは全く)見えない。
それらが良く見えるものを探すと、結果として印面がカットされたり、目打が喰い込んだりしているオフセンターの集団になってしまうのだ。

これまで、切手展に1922年シリーズ、1908年シリーズと出品してきたが、(目打違いがあるにも拘らず)座布団(台紙)は付けなかった。これは、座布団を付けた場合、オフセンターが強調されてしまうから。
審査評を見る限り、マイナスには働いていない様だが、本当にそれで良いか、正解は見えていない。

さらに悩ましいのは、平面印刷のペーンの場合、サイズが必ずしも一定ではなく、少し大きめのペーンもあることだ。ガイドラインが走っている辺に少しゆとりがある様な(ウエルセンターとは言えないまでも)カットや喰い込みの無いペーンも存在する。その様なペーンが作品に入ると、材料としては魅力的なのだが、逆に「他もこの程度で揃えなければ」と審査員に言われてしまいそうで・・・・。

JUMBO(とアメリカで言われる、ウエルセンターで平均よりサイズがかなり大きい切手)もそうだが、コンディションが良すぎて邪魔になる、ということもあるのだ。

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January 26, 2006

1908年シリーズの切手帳(20)

BP
<第20リーフ>
#425eの2リーフ目。
上部に切手帳の表紙と内側のコピーを配し、下部には使用済とプリキャンセルを1点ずつ置いた。
表紙は細かく分類することも出来るが、正直なところ「きりが無い」ので特段の説明は付けていない。
ただ、せめて表紙のカタログ番号や、どのような構成になっていたかという程度の書き込みは必要かもしれない。”25c Ordinary Booklet”では「判る人にしか判らない」といわれても仕方が無いところ。

また、表紙は製造面の一端を示すものであり、対して下部のペーンは使用例(使用状況)を示すものである為、このような形で同居させるのは好ましくないだろう。本来であれば、前のリーフの続きでポジション違いを上部に2~3ペーン置き、下部に表紙を配すべきである。
それが出来ないところに、「材料不足」が表れている。

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January 25, 2006

AEFペーン1セント使用例

aef_pane_on_piece
随分前の話だが、このスキャン画像のカバー(部分だったかも)がe-Bayに出ていた。
結構頑張ってビッドしたが、到底勝負にならず敗退。結果としては500ドル程度だったような気がするので、死ぬ気で頑張れば勝てたかもしれないが・・・。
(いくら頑張っても勝てなかった可能性の方が高いだろう、と思って自分を慰めている次第。)

前にも書いたように、未使用とは逆に、カバーでは1セントのほうが難しい。
ましてこのような大ブロック貼となれば、たとえカットでも貴重なショウ・ピ-ス。「後悔先に立たず」を地でいってしまった。

ところで先日、切手帳ペーンを含む雑多な使用済主体のブロックのロットを安く手に入れた。
ペーンは未使用で、他のブロック類もありふれたものが主体だった為、あまり人気が無く、値段も伸びなかった。
普通なら「落ちたらラッキー」ぐらいのレベルでビッドするのだが、このロットだけは気になる点があったので、少し強めのビッドにしておいた。
届いたロットを見て、見込みどおりだったので満足。AEFペーン1セントの一部が入っていた。
但し、未使用のブロックなので、使いみちは無いかもしれない。ただの自己満足で終わりそうだ。

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January 24, 2006

1908年シリーズの切手帳(19)

BP
第19リーフ。
2セント単線すかし目打10(#425e)の1リーフ目。
版番号付を含むポジション違い6ペーンで構成した。他にも別のポジションを持っているが、2リーフに出来る程ではない為、割愛したもの。ポジションMが入ったのは上出来。B・C・Dは実用版に一ヶ所ずつのポジションだが、それらよりもMの方が難しいと思う。
前の目打12に比べちぎれにくい為、取り扱いに神経を使わずに済むのが有難い。

このスキャン画像でははっきりしないと思うが、このペーンには結構シェードの変化がある。これ以降の2セントは第一次大戦の影響もあり、シェード変化が大きいので、その点に留意して収集を進めたいところ。
カタログ番号に拘らず、版番号付のポジションDのペーンで並べると、大きな流れが見える筈。ドイツとの貿易が途絶えた時期と明確なシェード変化がリンクすると面白いのだが。 

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January 23, 2006

妄想

このところ、全日展の出品作のテーマについて悩んでいる。
可能性が低いものまで含めると候補はかなりの数になる。殆どは無理な構想だったり、以前の出品作から大きな進歩が無かったりで、検討対象と言うのもおこがましいレベルなのであるが。

そんな時、ふと以前考えた「野心作」のことを思い浮かべてしまう。
(具体的な対象はとりあえず伏せておくとして)トラディショナル部門の作品ながら、未使用を排除し、使用済とカバー類のみで構成するというもの。
アメリカ切手の場合、(対象を選べば)こういう制約を課しても製造面を含めて、ある程度展開できると思うのだ。

未使用を外すのは、コストを抑えるため。
もちろん自分の懐の問題でもあるが、切手展参観者のことも考えての話である。
切手展で面白そうな作品を見て、集めようかと思い、カタログを見ると未使用の評価にズラリと2桁あるいは3桁のドル建の数字が並んでいたら、萎えてしまうのではないかと。
使用済単片であれば、カタログ価も高くて1桁ドルというシリーズも多いので、「ちょっとやってみようか!」と思って頂けそうな気がするのだが・・・・・。

審査員から「出入り禁止(!)」を申し渡されそうな気がして、「妄想」に押し止めているが、そのうちヤッテシマウかもしれない。

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January 22, 2006

1908年シリーズの切手帳(18)

BP
<第18リーフ>
#424d使用例の2リーフ目。
メキシコのVera Cruzを海軍が占領していた時期に現地で開設された郵便局から差し立てられたカバー。
差立て地は地理的には海外だが、米国内扱いとなり(米国本土宛なので)国内書状料金が適用され、1セントのペア貼となっている。
封筒に疲れが見えるほか、切手にも若干のヤケがあるが、すっきりとした機械印が好ましい。(Vera Cruzカバーで見かけるのはフラフラの手押印が多い。)
開局期間は半年程で、切手帳の使用例としては貴重。また、比較的早い時期の使用例であることも嬉しい。
(残念ながらシート切手発行直後の日付。これが直前であればより説得力が増し好ましいのだが。)

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January 21, 2006

ドイツ宛UPUレート14セント

14c
e-Bayでの落札品。
1908年シリーズの7枚ブロック貼りドイツ宛カバー。同一額面多数貼、しかもブロックというのは好ましいが、封筒が横長の大型で折目もあり、ルックスが良いとは言えない。
と言うことで、落札価格は3ドル。送料の方が高かった。

でも、これがちょっと良いカバーなのである。
14セントという料金を考えて頂きたい。この時期、基本料金は5セント。それではどうすれば14セントという料金になるか?

基本料金5セントは1オンスまで。それを超えると、1オンス迄毎に3セント追加となる。
5+3×3=14 という訳である。
8セント料金のカバーは時々見かける(それでも間違えて10セントを貼った過納の方が多いと思うが)けれど、11セントや14セントというのは殆ど見掛けない。

この辺りの料金のことをしっかり覚えておくと、1908年シリーズから大統領シリーズまでの端数額面適正使用例を掘り出すことが出来るのが・・・・・・。
周囲のアメリカ切手収集家からもあまり聞かない話である。

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January 20, 2006

1908年シリーズの切手帳(17)

BP
<第17リーフ>
#424dの使用例のリーフ。2通ともペア貼の国内書状で、使用時期もやや遅め。救いは下のカバーがMilitary Training Camp内の郵便局から差し立てたものであること。第1次世界大戦の影響で、この時期軍事関連施設からの郵便量は増大した。これもその一つで、時代背景が判る点でも好ましいもの。
なお、この種の郵便は差出人が若い男性である為、両親宛か恋人宛であることが多い。これは恋人宛のようだ。

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January 19, 2006

英国宛絵葉書/不足料

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e-Bayでの収穫品。
キャナルゾーンの絵葉書に、1908年シリーズの1セントを貼り、HONOLULU/HAWAIIの機械印で抹消されたもの。
当然料金不足で、宛先地の英国で1.5ペンス不足料を徴収されている。不足料切手の消印が一部不鮮明だが、Levenshulme, Manchesterとのこと。
なぜキャナルゾーン(パナマ運河地帯)の絵葉書にハワイの消印なのか?
船内投函郵便なら面白いのだが、その様な形跡は見当たらない。

ただ、気になるのが不足料切手の下に一部見えている紫色のゴム印。料金不足云々という文章のようであるが、上半分に不足料切手が乗ってしまい、判読不能。でも、Chicago, Illinoisの文字は読める。ハワイ差立で、なぜシカゴ?中継局としても不自然だと思うが・・・・。

識者のご教示を乞う次第。

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January 18, 2006

1908年シリーズの切手帳(16)

BP

<第16リーフ>
#424dの4リーフ目。地方型プリキャンセル(局型は存在しないが)の例で1リーフ。
切手帳の発行目的の一つである「携帯利便性」からすると、極めて例外的なもの。耳紙がついている点を考慮すれば、実逓使用と考えるのには無理があるかもしれない。

とは言え、入手は容易ではなく「持っている者勝ち」かな、と思う。今回の作品で使用しているプリキャンセルは、随分昔にコレクションとして購入したもの。今、ネットオークションで出て来ても取り合いになり、数を揃えるのは難しいだろう。
なお、今回の作品には使用しなかったが、そのコレクションの中には明らかに実逓使用と思われる単片・ペアなども含まれており、切手帳のプリキャンセル全てがフィラテリックという訳ではないので、念のため。

リーフ上部の3ペーンは同一局・同一形式のプリキャンセルで、加刷方向の違いとポジション違いを示した。
下部は加刷形式の違う別の局を示した。いずれも米国プリキャンセルカタログの形式番号を付した。

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January 17, 2006

リバティー・シリーズ2.5セントコイル

Lib
リバティーシリーズの2.5セントコイルの適正使用例である。
プリキャンセルなので、使用時期を確定できないのが残念である。
私製往復はがきの往信部に貼付されているが、料金体系の上では第三種郵便の大口割引料金であり、プリキャンセルの使用が自然なもの。
料金的に商用郵便が多く、横長のカバーを散見するが、このようにコンパクトな形状のカバー(カード)は少ないと思う。

リバティーシリーズは1954年から10年ほど使用された普通切手で、日本の動植物国宝にあたる存在。製造面では技術革新が相次ぎ、結果として変化に富んだ面白い収集対象となっている。
以前は入手が難しかった使用例も、ネットオークションのお蔭で、単品購入が出来るようになった。
とんでもなく難しい「目玉」もあるが、完集に拘らなくとも、切手展で相応の賞が狙えるシリーズであり、気楽にチャレンジすることをお勧めしたい。

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January 16, 2006

1908年シリーズの切手帳ペーン(15)

BP
<第15リーフ>
#424dの3リーフ目。この作品で初めての「切手帳」である。
切手帳完本を一番上に配し、中段に表紙(外側)、下段にそのコピー(内側)と並べた。

切手帳は本来ペーンで集めて終わりではなく、表紙やペーンの組合せなど、あらゆる要素を考慮してコレクションを作るべきだと思うが、①費用が掛かること、②展示に困ること、が難点である。
このリーフも切手帳に含まれる16ペーン全てを並べる訳に行かず、このような構成にしたが、展示手法としてベストとは思えない。いったいどの様にすべきなのだろうか?

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January 15, 2006

AEF切手帳ペーン使用例

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つい先日、e-Bayで「一声上」で取られたカバー。
第1次大戦でアメリカの欧州派遣軍(AEF)のために発行された30枚で1ペーンという巨大な切手帳の使用例。
詳細は、後日JAPEX出品作のコメントにて。
未使用はペーン1枚で約3百万円($28,000)もする高価な品。使用例は偶に見かけるが、最近は人気が高く競争が激しい。以前なら100ドル程度で買えたもの。
鑑定書付でコンパクトなカバーであるところが更に人気を呼んだのかもしれない。落札価250ドル。終了時間が夜中で無ければ競り合えたのだが。

AEF切手帳には1セントもあり、こちらの未使用は1,150ドルと一桁安い。
ところが、カバーは少なく、感覚的には2セントのカバーより珍しいと思う。カバーとしての評価は専門カタログにも出ていないので、この機会に覚えて頂くと、「掘り出し」ができるかも。

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January 14, 2006

1908年シリーズの切手帳(14)

BP
<第14リーフ>
前回触れたとおり、版番号違いで1リーフ作ってみた。
カタログ価は普通のペーンより高価だし、こうやって見るとそれなりに仕上がるが、本当はポジション違いを揃えていく方が難しく、また意味もあるもの。
版番号6000番台と7000番台では数字の間隔が異なっているのが興味深い。

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January 13, 2006

小包不足料切手

JQ5
先日のe-Bayでの収穫品。
タイトルの訳が適切かどうか判らない。原語ではParcel Post Postage Due Stampsである。
アメリカでは1913年に小包専用の切手が発行された。(当初は小包にしか使えず、その後一般の郵便にも使用可能となった。)
この小包不足料切手は、小包切手に対応する不足料切手で、同様にその後一般郵便の不足料徴収にも使用されるようになった。
印刷シートは横18/縦20の180面で、これを4分割して窓口シートとした。

収穫品は最高額面の25セント(スコットカタログ番号JQ5)の大ブロック<プリキャンセル>である。
42枚ブロックだからシートから3枚欠けているだけ。今から90年前の切手であることを考えれば、ちょっとしたものだと思う。
地味な切手で集めている人は殆ど居ないだろう。さらに耳紙(左辺および下辺、上辺と右辺はストレートエッジ)が無いこともあり、値段は伸びなかった。使用済単片で5ドル、使用済田型で35ドルのカタログ評価のところ、田型より安い値段で買えた。
アメリカ切手としては異常なほど少ない217万枚という発行数を考えると、よい買い物だったかも知れない。

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January 12, 2006

1908年シリーズの切手帳(13)

BP
<第13リーフ>
目打が12から10ヘとピッチが粗くなった#424dの1リーフ目。
この切手帳ペーンは、これまでに比べるとカタログ価がぐっと低くなり、材料も豊富になる。

と言いながら、未使用のポジション違いはあまり揃えられなかった。版番号付(ポジションD)に恵まれたので次のリーフにまとめ、このリーフは使用済で(何とか)格好を付けた。

なお、このペーンはシート切手より発行が早い。シート切手発行前の日付のカバーが欲しいところ。

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January 10, 2006

縦紙と横紙

573
先ずは2枚の5ドル切手を見ていただきたい。右側のほうが少々縦長に見えないだろうか?
1922年シリーズの時代、オフセンターの防止を目的として幾つかの施策が行われたが、その一つが紙の繊維方向の変更である。
凹版平面印刷の場合、印刷前に枚用紙に湿気を与え、印刷後に乾燥・糊引きを行い、しかる後に目打の穿孔/窓口シートへの裁断を行って、切手が完成する。この過程で印刷後の乾燥の際、紙が繊維と垂直の方向に伸縮し易く、均等間隔で目打を入れると、オフセンターになることが多かった。

これを防止する為に紙の繊維方向が変更されたと考えられている。22年シリーズの全額面ではないが、中・高額面にはその例が散見される。
ここに示した5ドル切手は、左側が横紙(縦型の切手の場合は縦紙になる)で、オーソドックスなもの。右側が縦紙(縦型切手の場合の横紙に相当する)で、試行されたもの。ただし、存在数は相応にあり「試行」という響きほど少ないものではない。5ドルの場合はひょっとすると(縦・横)同じくらい存在するかもしれない。

スコットの専門カタログにも記載が無いので、国内では一部の収集家しか知らないと思うが、製造面を表現する場合、重要なバラエティーであると思う。
5ドルの場合、実用版は(2色・各)1版しかないので無理だが、中額面の切手であれば、版番号から大凡の印刷時期の特定も出来る為、さらに面白い。

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January 08, 2006

1908年シリーズの切手帳(12)

BP
<第12リーフ>
#406aの使用面を表現したリーフ。
データが読める使用済ペーンが3枚も集まったのは上出来。友人からも褒めてもらったリーフだ。
「使用例はカバーで無ければ・・・・」というのは理屈としては判るが、(後消しの可能性がある無声印はともかくとして)この手の使用済を排除する気にはならない。審査結果にプラスかどうかは、良く判らないが。
下段はオーストリア宛の重量便で鉄郵印で抹消されたもの。今気づいたが、料金過納かもしれない。この時期のUPU書状料金は基本料金5セントで1オンス増える毎に3セント追加だったような気がする。
忘れない内にきちんと調べなければ!

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January 06, 2006

#210のペーパーエッセイ

210
1883年発行の2セント赤茶から『ペーパ・エッセイ』と言われるものを紹介しよう。
国内書状料金が3セントから2セントに引き下げられるのと同時に発行されたこの切手は、次の2セント緑が発行されるまで4年ほどの寿命であったが、その割には変わったものが存在する。
このペーパー・エッセイもそのひとつである。
偽造防止を目的として製造されたものと思われるが、あくまでも試作の範囲を出なかったようで、使用済みも存在するが郵便局の窓口で普通に販売されたとは考えられないようだ。
一番左は "Honey Comb" と言われるもので、蜂の巣のように網状の透かしが入っている。その右は昭和すかしに少し似た感じの "Wavy Line" と呼ばれるもの。
3番目は縦に透かしが入った "Vertical Laid Paper"、右端は "Horizontal Laid Papeer"とそれぞれ言われるもので、前の2点より少ないと思う。
以前は普通の未使用程度の値段で入手できたが、最近はかなり高値をつけているディーラーが見られる。
特殊なものだけに欲しい人が多くなれば需給の関係で『値が飛ぶ』こともあるだろうが、あまり熱くなるのも考えもの。

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January 04, 2006

1908年シリーズの切手帳(11)

BP

<第11リーフ>
#405bと同じグループに属する#406aのリーフ。
#374aと同様に、未使用4ペーンでリーフを構成している為、同じレイアウトになる。「2~3ペーンでは1リーフ作ることが出来ない為、4ペーンまでは何とか無理をして買ったけれど、そこで力尽きた」という感じである。(まさにそのとおりなのだから仕方が無い。)
全てポジションの異なるものを並べられたので、何とか格好がついているが、せめてもう1ペーンは増やしたいところ。この中で少ないのはポジションとして少ないのはK(60ポジション中1ポジション)だが、入手の難しさではMの方が上かもしれない。

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January 02, 2006

年頭にあたって

正月の休みだが、気になっていた仕事(本業)の続きを処理していて、自宅PCに残っていた数年前のJAPEX参観記を見つけた。
参観記を送ってくれた友人に対する私信だが、昨年来の郵趣活動の原点とも言える「感想文」なので、自己紹介の一部としてアップしてみよう。

<一番下に予告していたとおり、削除しました。悪しからず。>

環境が変わった訳ではないけれど、今は自分なりに少し前向きになれたような気がする。
「cbreaker」氏や「郵趣手帖」氏などのブログによるところも大きい。(細かいところは追々説明します。)
新年を迎え、最近だらけ気味な状況に刺激を与えようと、恥を忍んで感情丸出しの過去の文章をアップしてみた次第。
(でも、やっぱり恥ずかしいので、少し経ったら削除します。)

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