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February 19, 2006

出張のため、休みます。

2月20日(月)から、1週間の予定で出張します。その間、更新等は不可能になります。
次週までお休みさせて頂きますので、ご了解ください。

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February 18, 2006

1908年シリーズの切手帳(31)

BP
<第31リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の7リーフ目、使用例の1リーフ目である。
いずれも私製はがきで戦時料金(平常時料金+戦時税1セント)の2セントである。
上部は戦地からの使用例だが、この時期、兵士から本国宛の郵便は基本的に無料であった筈。兵士以外の「民間人」扱いだった人からの差し立てだろうか?
下部は本国を出発して、任地に無事到着したことを報告する葉書で、出航前に取りまとめて本国に保管し、当該船が先方の港に入港した旨の連絡が無線等で入り次第、発送されたもの。よく考えられた仕組みである。
これも基本的には無料郵便であったので、上の葉書同様、民間人の差し出したものなのだろう。(制度的に許可されていたかどうか、知らないが・・・・。)
いずれも興味深い使用例であり、社会的な背景も反映している「望ましい」使用例であろう。

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February 16, 2006

1908年シリーズの切手帳(30)

BP
<第30リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の6リーフ目。
2セントペーンとの組み合わせ切手帳である。各4ペーンずつなので、何とか1リーフに収めることが出来た。ただ、余裕が無いので、大きくカットしたマウントに4ペーンずつ入れたところ、中で少々踊ってしまった。
(これでもペーンの間を「マウント接着ペン」で止めたのだが。)
分解して貼ってみると、枚数も多く派手なリーフになった。本当はこのシリーズの中で最もありふれており、カタログ価も低い(とは言っても75ドル)のだが。

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February 14, 2006

1908年シリーズの切手帳(29)

BP
<第29リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の5リーフ目。
一番上に切手帳完本(#BK54/1セントの6枚ペーンを16ペーン綴じ込んだもの)を置いた。
分解しても同じペーンが16枚。重ね貼りするしかないので、そのまま「ドン」と貼ってしまった。かなり厚くなったが。
その下にカバーを配し、さらに内側の縮小コピーも示した。切手が見えないリーフになってしまったが・・・・。

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February 12, 2006

1908年シリーズの切手帳(28)

BP
<第28リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の4リーフ目。
定常変種のリーフである。上に貼ったのはポジションKのペーンで右辺と下辺にガイドラインが見える。右下の角を見ていただきたい。それらのガイドラインが交差している(べき)部分で線が交わらず、白く抜けた様になっているのがお分かりだろうか?
これは、リーフ上にも記載したとおり、版番号10080だけに見られる定常変種であり、近年発刊された切手帳の専門書にも大きく載っている「目玉」となり得るバラエティーなのだ。
と、威張っては見たものの、これに気がついたのは(恥ずかしながら)出品作の構成を考えつつ、レリーフ・ブレーク(後述)が無いかどうか探している時だった。白く抜けた様子が印象的で、念のため調べたところ、定常変種と判明した次第で、日頃の不勉強に思い至った。
気がつかなければ重品として処分していた可能性もあり、切手展出品の効用を改めて認識した。

下部はレリーフブレークの例。レリーフブレークとは転写式凹版特有の変種で、転写ロール上の画線(凸状)が欠けることにより、実用版上に画線が転写されず、印刷時に白く残ってしまうもの。
この切手の場合背景の横線の一部で右端が欠けている。この欠けは徐々に拡大(増加)しており、「プログレッシブ・レリーフブレーク」と呼ばれる例である。
ここに示したのは ”Relief K” と呼ばれる転写ロールによるものであるが、他の転写ロールでも同様の変種が確認されており、これだけを突っ込んで集めても面白いと思う。

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February 11, 2006

大統領シリーズの難しさ(2)

830
ここ数年、アメリカでは大統領シリーズを中心に「1枚貼カバー(”Solo”)」が大人気である。
大統領シリーズの場合、描かれている大統領の就任順序と額面を合わせるという、無理なコンセプトを押し通している為、19セントや22セントなど、必要性に乏しい額面がある。
これらの額面には当然適正使用例などは無いが、重さや特殊扱い料金の関係で、ぴったり合ってしまう場合があり、人気を呼んでいる。

その影響から「モノ」は市場に出回るようになったが、単貼カバーだけではつまらない。その額面の使用例としての「必然性」や「重要性」を考えながら、使用例を取捨選択して行く訳だが、言うは易く行うは難し、と言うところ。
良いものは取り合いになって、とても手が出ない。端数額面や縦コイルまできちんと揃えようと考えれば、気が遠くなりそうだ。
第2次大戦関係で外地使用もあるが、皆APOカバーで極の番号から使用地を調べるしかなく、インパクトに欠けるのは否めない。

極めてチャレンジングな対象ではあるが、掛けた熱意とコスト相応の評価を得られるかどうか・・・。
そんなわけで、我がコレクションにおいて、このシリーズはいつも冷遇され、中々コレクションが育たないのだ。

画像は、APO455(そう言えば、未だ局名を調べていなかった)消の30セント版番号付大ブロック貼カット。リバティーの2セントと混貼になっていることから判るとおり、1957年と遅めの使用だが、気に入っている。航空小包あたりをカットしたものか?

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February 10, 2006

1908年シリーズの切手帳(27)

BP
<第27リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の3リーフ目。
ポジションDの版番号違いを並べてみた。字体が違ったり、Fが付いているのといないのがあったり、変化が判って面白い。
実用版数などのデータをきちんと書き込むべきであった。(尤も、書き込みの足りないリーフは他にも多数あるので、このリーフだけの問題ではないのだが。)

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February 09, 2006

#502bポジションO

#502b(1908年シリーズ3セントタイプⅡ/すかしなし・目打11の切手帳ペーン)のポジションOがe-Bayに出品されていた。このブログで既に説明済みだが、ポジションNと並んで、入手が一番難しいもの。未使用であっても「お金を出せば買える」ようなモノでは無い。
先週末の夜中が終了時刻であった為、カタログ価以上のビッドを入れて寝てしまった。「まあ、大丈夫だろう」
翌朝結果を確認したら、落札値は213ドルとカタログ価の3倍近く。かすりもしなかった。

以前#554c(1922年シリーズ2セント平面印刷の切手帳ペーン)のポジションOをカタログ価の3倍以上まで競り上げて勝ったことがあるが、絶対額が違う。
まだまだ修行が(いや、懐具合か?)足りない。

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February 08, 2006

1908年シリーズの切手帳(26)

BP
<第26リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の2リーフ目。
前のリーフ同様、未使用ペーンのポジション違い6ペーンで構成した。
この中では、ポジションNとOが横綱である。ポジションKとLも実用版に1箇所ずつしか存在しないが、現存数は(個人的かつ感覚的な言い方になるが)数倍はあると思う。

少し詳しく説明すると、この4ポジションは実用版上でガイドラインが交差する部分を挟み、「田型」上に存在している。
右上のポジションLがはっきり判るような裁断がされた場合、中心部はL上に残る。そうすると、ポジションKは下部の横ラインしか残らず、ポジションJになってしまう。同様にポジションOは左側に縦ラインしか残らず、ポジションIになる。ポジションMに至っては、一切ラインが現れず、ポジションAになってしまう。
上部アロー付のポジションBやCであれば、少々ずれても確認できるが、K/L/N/Oの4ポジションは、どれか1ポジションしか出来ない確率が高いのだ。(ガイドライン上をぴったり裁断すれば別だが・・・・。)

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February 06, 2006

1908年シリーズの切手帳(25)

BP
<第25リーフ>
透かし無し・目打11の1セント切手帳ペーン(#498e)の1リーフ目。
未使用ペーンのポジション違い6ペーンで構成した。
次のリーフの6ペーンと併せ、合計12ポジション。ここに至って初めて、平面印刷360面実用版でのポジション違いが「揃った」ペーンが登場した訳である。
このリーフではポジションB、C、Dが、夫々実用版上に1箇所ずつと少ないものであるが、実際の入手はそれほど難しくない。目玉は次のリーフにある。
とは言え、見た目ではこのリーフの方が「見栄え」が良いことも事実である。

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February 05, 2006

大統領シリーズの難しさ(1)

842
取っ付き易いが、ある程度進むと、その先が難しい。
20年以上前の我が学生時代には、ジュニアなら使用済中心で低額面に初日カバーを加えた程度、大人でも版番号付田型と初日カバーを揃えれば大威張りで切手展に出品できたと思う。
1ドル=250円程度が平均的な相場で、ドル建のカタログ価も今より高かった(と思う)から、その程度でも確かに楽ではなかった。

今、切手展出品を前提にコレクションを作るとすれば、どうなるか?

製造面では、50セント以下の輪転印刷ではOrdinary Plate (Pre Eye または Pre EE) とElectric Eye Plate (EE Plate)とを分類すること、ドル額面の平面印刷では、Arrowなどの Plate Markingsの有無により初期/後期に分類することと、1ドルの乾式印刷を区別することが基本だ。

これは版番号田型で簡単に分類できる。入手もドル額面が高価なだけで、難しくない。
基本的な材料としては3セントのEEE (Experimental Electric Eye) の入手に手こずるかもしれないが、その他の材料はお金の問題だろう。
切手帳も同様に初期/後期に分かれる(ガッターの幅で分類)。コイルはシェードに変化がある程度。

以上を未使用で揃えることは、今はそれほど難しくないが、その先、どうするか?
使用済(版番号なし)で同様に初期/後期を分類するのは、それほど容易ではない、と言うかシェードしか頼るものが無く、容易に分類できる額面はむしろ少ない。
目打ち漏れなどのエラーもあるが、あくまで「華」であって「幹」にはならない。
プリキャンセルも局型であれば(切手の印刷と同時に加刷を行うので)製造面の一部となるが、ただ並べても意味が無いだろう。

結局、シート切手に関しては各額面にPre Eye とEEの版番号ブロックを夫々並べ、シェードの変化があれば更にそれを追加する程度だろうか。そこにエラーや定常変種(これも大きなものは無い)を加えて変化を狙うのが精一杯と思われる。

前後のシリーズ(22年シリーズ/リバティーシリーズ)と比較すると、単調で面白味に欠ける気がするのは、私だけだろうか?

(画像は3セント横コイルのジョイントライン・ストリップで裁断ズレにより版番号の一部が見えるもの。)

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February 04, 2006

1908年シリーズの切手帳(24)

BP
<第24リーフ>
透かし無し・目打10の2セント切手帳ペーン(#463a)のリーフ。
寂しいリーフである。全部で3ペーンという過疎地帯だ。

このペーン、評価も結構高いが、それ以上に材料が無い感じ。もっと評価の高い#332aや#375aの方が遥かに材料は豊富だ。しかも前リーフの1セント同様、カバーを使いづらいので、逃げ様が無い。
気長にポジション違いのペーンを拾って行くしかないだろう。

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February 03, 2006

アラスカ差立書留カバー

Fairbanks
先日e-Bayで落札したカバー。
アラスカ差立てのカバーは、その少なさから(?)人気があり、結構値が飛ぶ。(専門のコレクターも多いのだろう。)第2次大戦後でも局によっては結構な値段になる。

このカバーは1910年使用の書留カバー。2セント切手付封筒(PSE)に書留料金として10セントを加貼したもので、すっきりしている。
抹消印は汚いが、証示印が表面に押されているのが好ましい。
この頃は、少なくとも書留などの特殊扱郵便に関しては抹消印と証示印がきちんと使い分けられていた。証示印が裏面に押されているものが(殊に少し時代が下がると)圧倒的に多く、このカバーの様に一見して差立データが判るものは少ない。
また、貼られている切手は1908年シリーズ二重線透かしの10セント(#338)であるが、後に発行された単線透かしの切手(#381)の発行日1911年1月24日より早い使用例のため、説得力がある点も重要。

ビッドした時には取り合いになるかとおもって「駄目もと」のビッドを入れておいたが、意外にも落札。
封筒の右側が若干カットされている為、値段が伸びなかったのだろうか?

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February 02, 2006

1908年シリーズの切手帳(23)

BP
<第23リーフ>
透かし無し・目打10の1セント切手帳ペーン(#462a)のリーフ。
「1リーフ目」と書きたいところだが、1リーフ「ポッキリ」である。このバランスの悪さを考えたら、金銀賞は「貰い過ぎ」かも知れない。(少なくとも大きなマイナスであろう。)

リーフの構成としては、上部にポジション違い3ペーンを置き、下部にペア貼りの国内書状を配した。せめて、カバー無しで1リーフ作れる程度にはしたいところ。

透かし無しの目打10は(切手帳に限らず)1908年シリーズの中でも難しいグループ。単片では透かしが入っていても見えにくいものが多く、高価な切手では鑑定書が必要。30セントなどは確か170枚程の未使用しか存在しない筈。(手の出せるような価格ではないのが救い?)

1セントではシート切手より切手帳ペーンの方が(使用済単片を除き)集めやすいのだが、それでも材料は多くない。カバー類も透かし無しであることを確認するのは難しい。リーフに貼ったカバーも日付が遅いことから不自然ではなく、透かし検出器で一応確認した上で使用したが、「絶対大丈夫か?」と聞かれると・・・・。
鑑定書付のカバーでも入手できれば別だが、当面カバー無しでリーフを作ることを考えたい。

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February 01, 2006

掘り出しもの!

solid

久しぶりに掘り出し物を入手した。
e-Bayで落札したのがこの画像の私製葉書。#331の版番号付単片貼で、鉄郵消である。

出品時のタイトルは ”1909 Port. & Ashland RPO; Scott #331 Plate # (4980)!”。
説明文は以下のとおり。
“A nice December 6, 1909 Port. & Ashland R.P.O. cancel on a "Pillars of Hercules" postcard franked with a plate # single (# 4980) copy of the 1-cent green Franklin stamp, Scott # 331. The plate # 4980 is listed as a scarce plate number in the Durland catalog. Fine condition;”
確かに事実をきちんと書いてある。ダーランドの版番号カタログ(アメリカ切手に関し、実用版毎に版番号ブロックの評価または現存数の多寡を示しているカタログ。普通は印刷数の少ない版の方が高価。)で珍しい版とされている旨も記載されている。でも、これだけでは判り難い。

“with Solid Star” と(殊にタイトルに)書いてあれば、多分ビッドが殺到しただろう。
版番号の左側にあるのがそれ。この時期、特定の版に星印が付けられていた(詳細は機会があれば後日)。その殆どが白抜きでもう少し大き目の星印で、ごく少数の版にこの様な ”Solid Star” が付けられたのだ。
因みに、最新のスコットカタログ米国専門版の評価では、普通の “Open Star” の版番号付6枚ブロックが70ドルに対し、”Solid Star” の版番号付6枚ブロックは1,500ドル(のイタリック評価)と20倍以上である。
また、カタログ価でこの程度のものは、(アメリカ切手の場合お金さえあれば)いつでも買えるのが普通だが、これに関しては大手のオークションにも余り登場しない「隠れた珍品」である。

学生時代から憧れの品であり、かつ、買える訳が無いと思っていたが、こんな形で手に入るとは!
勿論正規の版番号ブロックの様に高い値が付く様なものではないと思うが、十分満足である。
見逃して頂いたビッダー諸氏に感謝する次第。

(なお、同時期に発行された「リンカーン生誕百年記念」の切手は、全ての版がこの “Solid Star” であり、特別なプレミアムは付かないので、ご注意ください。)

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