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June 30, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(37)

4thbureaubp20060037
<第37リーフ>
#634dの7リーフ目にして、使用例の1リーフ目。
いずれも国内書状扱いだが、ちょっとひねったもの。上部はハイチ出兵の際に使用された例。携帯に便利な切手帳という形態を踏まえた使用例であり、好ましい。
下部は、ハワイのパールハーバーにあった潜水艦基地内郵便局で引き受けられた例。
両方とも、データが気持ちよく読める比較的きれいなカバーである。このペーンは、シリーズ内では一番良く使われたものだけに、これまた一番ありふれた使用例である国内書状を取り上げる場合、ちょっとひねったものを入れたくなる。

使用例としては飽くまで「第一種国内書状」であるが、こういうカバーを並べるのと、普通のカバーを並べた場合と、同じとはいえないだろう。
切手展の審査において、「希少性」などの項目で加点して貰えるほどのマテリアルではないが、コレクションとして見たときの印象、そして収集家として考える(理想的なコレクションに対する)「到達度」は大きく違うのではないかと思う。

このあたりの自己評価(あるいはその分野を収集している収集家一般の評価)と、審査員の評価の食い違いが、切手展に対する「不満」になっていることも多いような気がする。
問題は「単片満月」だけではないと思うのだ。

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June 28, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(36)

4thbureaubp20060036
<第36リーフ>
#634dの6リーフ目。
プリキャンセルのリーフ。本国では最近人気の材料。とは言え、フィラテリックな材料でもあり、重要視する必要は無いだろう。

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June 27, 2007

「拾い物」と「思い」

Cov634a
先日のブロック貼のカバーもそうだが、難しいものでも何故か纏まって手に入ることがある。

このカバーは、#634A、タイプⅡのシート切手単貼のカバーで、ご覧のとおり、秩父丸の船内印で抹消されている。同じ船内投函郵便なら、日本船の方が(素直に)うれしい。
そしてタイプⅡについては、この手の使用例は希少な筈。と言うのも、タイプⅡの切手が現役だった当時、このバラエティーの存在は知られておらず、結果として「タイプⅡ」と意識してのフィラテリックなカバーは無いからだ。
このカバーも船内投函郵便として意図的に作られたカバーではあるが、貼られた切手がタイプⅡだという認識は、製作者にも無かった筈である。

以前、結構良い最低値(75ドル位?)で何度かe-Bayに出品されていたが、偶々他の切手を探しているときに、"Buy it now"で68ドルの値段がついていた。"Best offer"のボタンも有ったので、駄目モトでかなり大胆な値引き要請をしたところ、あっさり通ってしまったもの。
高いか安いかは、人によって判断の分かれるところだろうが、個人的には好きなタイプのアイテムなので、○である。切手展を意識しない訳ではないが、出品するために集めている訳ではないので、自分の好みに従って集めたいと思う。


ところで、先日からbevbevさんの建設的なコメントを頂き、うれしく思っていたところ、本日は大御所VAMP氏から、有意義なコメントを頂いた。このブログを始めた理由は、こういう「会話」を通じて、収集家同士が盛り上がることの出来る場所が欲しいと思っていたこと。アルバムリーフの開設は、おまけと言うか、繋ぎと言うか、その程度の積りだった。(それをネタに話が弾む分には、勿論文句は無いが)

これからも(多分)切手展への出品はすると思うし、それを意識して収集する場合もあるとは思うが、「全てが出品の為」になってしまったら、つまらないし、息苦しいだけだと思う。
大昔、特にジュニアでアメリカ切手を集め、切手展で上位入賞する人が多かったのに、今この世界に残っている人が(少なくとも、私が知っている限りでは)僅かしか居ないのは、そういう収集を強制された、あるいはそうしなければならないと思い込んでしまったからではないかと思っている。
(自分自身が、そうだったので。この世界に戻ってきたのは、偶然が重なったようなものだ。)

話がちょっと脱線したが、これからもbevbevさんやVAMPさんから、(勿論他の方からも)コメントを頂き、盛り上がることが出来れば嬉しい。(これって、コメントの「強制」でしょうか?)

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June 26, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(35)

4thbureaubp20060035
<第35リーフ>
#634dの5リーフ目。
前リーフ同様のリーフ。プリキャンセルと同居している点も、よろしくない。
材料不足が歴然と現れている感じ。

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June 24, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(34)

4thbureaubp20060034
<第34リーフ>
#634dの4リーフ目。製造面のリーフか、使用例のリーフかは、聞かないで下さい・・・・。
「好きだから」貼っています。
実際のところ、このペーンについては、丸ごとの使用済みもかなり残っているので、材料としての重要性はあまり無いかもしれない。
次のリーフも含めて、さっとパスしてください。

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June 22, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(33)

4thbureaubp20060013
<第33リーフ>
#634dの3リーフ目。切手帳として示したリーフ。
表紙のバラエティーを無視すると、2セントのみで作られた切手帳は、25セント(2ペーン)、49セント(4ペーン)、97セント(8ペーン)の3種類。いずれも額面合計に1セント足して販売された。
その3種類でリーフを作る場合、1種類を分解するとすれば、このリーフのようになるだろう。25セントでは2ペーンしか貼れず寂しいリーフになるし、97セントをバラすとすれば、重ね貼りが必要となる。(今考えてみると、その方が迫力が出てよかったかも?)
3種類の切手帳のうち、一番高価な97セントでも50ドルくらいで、他の切手帳に比べれば安い。25セントなら、カタログ価で10ドル程度。気楽に買えるので、表紙のバラエティーを追いかけるのも面白いかもしれない。
ただし、25セント切手帳には、とんでもない珍品も存在するので、きちんと集めるのは、やはり難しいのだが。

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June 21, 2007

重量級カバー

634a6b
タイトルの割に小さい画像で恐縮だが・・・・。

22年シリーズ2セントのタイプⅡの6枚ブロック貼カバーである。
単貼カバーは入手に苦労しなくなったが、複数貼のカバーを目にする機会は、あまり無い筈。
しかも(田型より大きい)ブロック貼で、中米ニカラグア宛の航空便となれば、そこそこの値段になるのは覚悟しなければならないが・・・・・(しっかりした)最低値のままで落札。
よく見ると、リターンアドレスが、収集家のようである。でも体裁は商用カバーだし、嫌味な感じは無く、自分としては満足できる品。

縁があるのか、それと前後して、同じタイプⅡの使用済ロットを、格安で入手した。状態は色々だが、明らかなキズ物は少なく、悪い品ではない。アルバムに貼れそうなものも何点かあった。
こういう幸運は、独り占めしていると良くないと思い、5枚1,500円でYahooに出品してみた。
あまり酷い状態のモノは除外したので、この切手としてはそれほど悪くないロットだと思う。単片1枚分の値段で出品すれば、幸運のおすそ分けになるだろう。

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June 20, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(32)

4thbureaubp20060032
<第32リーフ>
#634dの2リーフ目。版番号とガムブレーカーを掛け合わせて示した。
こういう分類に「意味があるか」と言われると、少々困る。ニッチな分野だから、バラエティーは極力示すようにしないと、作品が成り立たない、と言うのが本音かな。
版番号は、裁断ズレが無い限りペーン上には現れない「例外的」な存在(と言う説明から感じるほど、希少なものではないが)。一方、ガムブレーカーは、製造面のバラエティーではあるし、使われた時期も判っているが、紙や目打、実用版のバラエティーのような「本質的」なものではないと思う。
実用版の使用時期との関係で、希少な組合せが生じることもあると思うが、それを主張する気にもなれないので、とりあえず、こんなリーフになったもの。

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June 18, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(31)

4thbureaubp20060031
<第31リーフ>
#634dの1リーフ目で、当然製造面のリーフ。
このペーンに2種類あるガムブレーカーのタイプを示し、そこにシェードを掛け合わせたもの。
このペーンは、シリーズ中最もありふれたペーンであり、切手帳の形でも比較的安く入手できる。従って、大量に存在するのであるが、「材料」として使用できるものは、それほど多くない感じがする。ペーンの製造面で出来ることは、裁断ズレによる版番号を示すことと、シェード分類くらいであろうか?

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June 17, 2007

Cracked Plate

1908crack
先日入手の品。実はカタログすらきちんと読んでいないし、まして適切な文献を調べてもいないので、断言は出来ないが、2点並んだ感じでは、Crackで大丈夫だと思う。
この画像は、e-Bayのページから取ったものだが、ここまで手間を掛けてもらうと、手間賃にもならないのではないかと思う程度の価格であった。
この交通機関シリーズは、製造面に多くのバラエティーがあり面白いのだが、使用例としてアルバムに貼れる様なカバーが滅多に無く、真面目に集める気にならない。大型の封筒でも、タイプライターや宛名シールなどであれば御の字。宛名部分がセロファンなどで窓のように開いた「ウインドウ」タイプの封筒や、「これで読めるのか」と思うほど汚いボールペン書きの封筒など、扱いに困る材料が多いのだ。
中でも嫌なのは、プリキャンセル扱いの端数額面コイル。適正に使用されると、消印が押されない・・・・。
使用済のきれいなストリップなどは、見つけると拾うようにしているが、消極的なコレクションから踏み出すことは難しそうだ。

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June 16, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(30)

4thbureaubp20060030
<第30リーフ>
#632aの10リーフ目(最終リーフ)にして、使用例の5リーフ目。
対象となる種類の少ない作品でありながら、段の途中で種類が切り替わるのは好ましくないが、材料の関係で已むを得ない。このあたりで実力が知れてしまうのが悲しいところ。
段の真ん中で色が変わることもあり、目を惹きやすいので、それなりの材料を置きたいが・・・。
2セントの切手付封筒に単片を加貼し、SamoaのPago Pago局から差し立てた1種国内書状である。右上の汚れと、図体の大きさが難点であるが、明らかな商用便であり、好ましい材料である。
本来であれば折り畳んで、他のカバーと一緒のリーフにする方が良いかもしれないが、リターンアドレスが隠れてしまうのも勿体無いので、思い切ってそのまま貼ってみた。
(と言いつつ、やっぱり材料不足だったりして。)

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June 14, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(29)

4thbureaubp20060029
<第29リーフ>
#632aの9リーフ目にして、使用例の4リーフ目。
ともに「外郵カバー」である。UPU5セント料金のカバーで、上が5枚貼りのイギリス宛、下が2セントペアとの混貼でパレスチナ宛。
前のリーフもそうだが、少し大きめのカバーなので2枚並べると上下に余裕が無い。
ゆとりのあるリーフでは、カバーの上に説明を書き、下にデータを記載する様にしているが、このリーフや前のリーフでは、説明とデータをカバーの上に纏めている。
好きではないが、書き込みを省略する訳にも行かず、仕方ないところ。
下のパレスチナ宛は、Destinationとしては良いと思う。ユダヤ系のコレクターなど(?)欲しがる人が多い所為か、競り上がることが多いので、スナイピングされないよう注意が必要。別の見方をすれば、他の宛先地のカバーにすれば、安く済む可能性もある訳で、このあたりは収集家としての判断となる。

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June 13, 2007

#530 版番号ブロック

530pbprec
530pbprecr
昨日到着の品。
1908年シリーズ・オフセット印刷の3セントタイプⅣの版番号付9枚ブロックで、プリキャンセルが加刷されているもの。この時期の平面印刷の場合、標準的な版番号ブロックは版番号を中心にした6枚ブロックなので、下1列が余分と言うことになるが、大きいほうが「より好ましい」のは言うまでもない。
裏面には完全に糊が残っており、使用されないまま(おそらくシートで)残っていたものだろう。この切手は、特に専門的に集めている訳ではないが、物量豊富なアメリカ切手ゆえ、将来的には1フレーム程度に展開したいと思っている。(タイプⅢや無目打含めてかもしれないが。)
そんな時、良いアクセントになるのではないかと思う。

今気がついたのだが、版番号の数字の間隔が、少々広いような気がする。専門家殿、如何でしょうか?

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June 12, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(28)

4thbureaubp20060028
<第28リーフ>
#632aの8リーフ目にして、使用例の3リーフ目。
上部は中米ホンジュラス宛だが国内料金と同一の3セント料金のカバー。いわゆる ”Treaty Rate” のカバーである。宛先地に気をつけていないと、単なる国内書状として見過ごしてしまうかもしれない。
下部はロサンゼルスオリンピック記念切手との混貼カバーで、速達扱いの例。使用例としては記念切手の方が目立つので「イマイチ」ながら、独特の消印に惹かれて登場したもの。
この局だけ(だと思う)で使用された回転式の金属印で、ドイツあたりの日付印を思わせるデザインである。(戦後、もう少し大型の同様の回転印が全国で使用されたが、これとは明らかに異なるタイプである。)

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June 10, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(27)

4thbureaubp20060027
<第27リーフ>
#632aの7リーフ目にして、使用例の2リーフ目。
いずれも完ペーン貼の、国内航空書状。理屈から言えば、どちらか1通で良いのだが、材料に押し切られた感じ。(「実は材料不足」の声も・・・)
大きなエチケットを貼ったカバーと、ホテルのイラスト入りカバーで、いずれもカバーとしては好ましい品。使用時期がもう少し早いとさらに良いのだが。

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June 08, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(26)

4thbureaubp20060026
<第26リーフ>
#632aの6リーフ目にして、使用例の1リーフ目。
上部はパックボー扱いの国内私製はがき。
パナマ運河で投函されたものか、キャナルゾーンのバルボア局で消印が押されている。
“PAQUEBOT”のゴム印も好ましい。

下部は#634dとの混貼で、料金が3セントに値上げされた後の国内書状。ストレートエッジ部分が大きく、説得力があって、よろしい。

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June 06, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(25)

4thbureaubp20060025
<第25リーフ>
#632aの5リーフ目。
これまた好きな、プリキャンセルのリーフ。しかし、材料不足が明らかである。下部左右の空間はイタダケナイ。
せめてもう1ペーンは欲しいところ。

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June 04, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(24)

4thbureaubp20060024
<第24リーフ>
#632aの4リーフ目。
大好きなペーン丸ごとの使用済である。「使用済みブロック」+「データの判る消印」という「好み」が重なった材料であり、ひたすら並べたくなるが、プリキャンセルもあるので、1リーフに抑えた。
その割には(下部中央の耳紙無しを除き)すべて金属製二連印になってしまったのは情けない。局名しか判らない、波型の抹消印よりこちらを優先したのだが・・・。印象としては、タイプの違うものを入れた方が良かったかもしれない。いずれにしても、修行が足りないようで・・・・。

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June 03, 2007

小物(?)

210cover
210covers
5月30日のブログに「大物」の記事を載せたが、この切手(スコット#210の2セント/茶)に関して、それほど高価な品を買うことは、殆ど無い。普段は精々10ドル程度迄である。
画像は、そんな買い物の例で、カバー15通で15ドル程度だったと思う。(半分は写真省略)
買う気になったのは、最初の画像の1番上が、発行月内使用だったから。この1通で15ドルでも「悪くない」と思った次第。残りはタダ。
この切手で作品を作る場合、製造面で大きなウエイトを占めるのはシェードであるが、時系列的な変化を裏付けるためには、使用時期順にカバーを多数並べて、傾向を示すしか手段は無い。(展示作品では「あっさりと」見せるだけだろうが、)専門的に集めるとすれば、研究用のストックは当然必要。120年以上前のカバーが1通1ドルで買えると言うのが、物量の国「アメリカ」の有難いところ。<それに見合ったスペースを確保することは、狭い日本ではツライが。>
という訳で、アルバムに貼れない様な材料も、買う必要があるというお話でした。
(ちなみに、震災切手の某大家は、信じられないくらい大量の百枚束やはがきの束を買っておられる。別の大家は買わずに見せてもらったり、買ったものもすぐに処分したりして、経済的・効率的に研究をされたらしいが、「研究が進むほど問題点は色々出てくるから、1枚の切手を1回調べれば済むとは限らない。記録を残すだけでは、十分な研究は出来ない。だから、彼の研究には、明らかな間違いや、勘違いがある」とのこと。我々のような、フツーのコレクターには真似の出来そうな話ではないが・・・・・・。)

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June 02, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(23)

4thbureaubp20060023
<第23リーフ>
#632aの3リーフ目。
#634dとの組合せ切手帳をばらしたリーフ。賑やかで宜しい。
#634dのリーフに回すことも出来るが、早く出てくる方で示すのが自然だろう。
また、こちらの方が材料としても苦しいだけに、ここで示すことにすんなり決定。

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