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July 29, 2007

目を惹くカバー

Swissdue
Swissduer
あまり人気は無いが、不足料切手は面白い収集対象である。特に民間印刷の頃(19世紀)が面白いのだが、それなりに高価で、コレクションとして纏めることを考えると、荷が重い。
画像のシリーズは、製造面の面白さはあまり無いが、未使用の高額以外は高価なものが無く、気楽に手が出せる。
と言うことで、ポツポツと目に付くものを入手してきたが、今回は結構派手なカバーが手に入った。
表面には不足料5セントの3枚ストリップ。消印済みのシートから切り離したものを貼付したようで、消印がタイしていないのが残念だが仕方が無い。15セントは通関料?書留なので料金不足では無さそうだが。
裏面にはテルとテルボーイの切手帳用シートから取ったブロックだろうか、ありふれたものだと思うが、脇役としては派手で目を惹く。不足料切手のコレクションは濃淡を別にすれば1色だけになってしまうので、こういう材料は好ましいと思う。まあ、フィラテリックであることは間違いないだろうが・・・。
悩ましいのは、オープンにするかどうか、である。大型なので、切り開いたらリーフに収まらないかもしれない。

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July 25, 2007

怒!

Cuba10c
画像は先日入手した、1894年シリーズ10セントのキューバ加刷済大ブロック。
アメリカ人から買ったのだが、パッキングが異様に厳重かつ判り辛い。最後に取り出すときに嫌な音がしたかと思うと、1枚だけ飛び出してきた。怒怒怒・・・・。
(アメリカ人、とんでもなくズボラなヤツ<未使用の切手帳ペーン、しかも高価なものを、当て紙も無く、グラシン袋に入れて、そのまま送ってきた>がいるかと思うと、神経症ではないかと思うくらいしつこくパッキングするヤツ<厳重に当て紙をした上で、ガムテープでぐるぐる巻きにして送って来た>も居ます。ご注意あれ。>
クレームしようかと、e-Bayのページを開いたら、画像のように元々1枚は離れて(離れそうになって?)いた。
自分で気が付かなかっただけだった。
どうしようもないので・・・・・・寝た。

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July 24, 2007

肩すかし

Cz71e
Cz71epart
画像は、e-Bayで本日終了の品。
丁度昼頃でオフィスに居た為、バトルを想定し、終了1分前と30秒前にビッド。
結果は全くバトルにならず、1回目のビッドにも全く届かない、5ドルチョットで落札。その十倍程度までは追いかける積りでいたのだが・・・。(注/これは飽くまでも個人の価値観によるもので、この品が客観的にそれだけの価値があるかどうかは別です。念のため。)

品物は「22年シリーズ平面印刷1セント切手帳ペーンのキャナルゾーン加刷」から取ったペア貼の、米国本土宛国内書状扱いのカバー。以前に一度入手し損ねた様な気がするが、それ以外は使用例を見たことが無い。平面印刷のペーンの場合、シート切手にもあるストレートエッジ部分との区別が難しいが、この場合ペアで左右がストレートエッジのため、判別が容易であり、好ましいもの。(注/一般論としては変造の可能性もありますので、ペアだからOKという訳ではありません。その意味では、この品も手にとってチェックした訳ではないので、万全とは言えませんが、値段から判断して大丈夫だと思っております。)

フィラテリックと思しきペーン丸ごとの使用済を別にすれば、済ペア1組しか持って居なかったので、大満足。安い買い物だった。日本国内でも複数の方がビッドを遠慮してくれたのだと思う。(米国の「ちょっと面白い使用済・使用例」の場合、米本国の収集家より、国内の収集家の方が手強い競争相手になることが多いのです。面白いでしょ。)

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July 22, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(48)

4thbureaubp20060048
<第48リーフ>
最終リーフである。
上段は2セント切手帳単片と混貼の外信カバー。それだけでも貴重なのだが、宛先がデンマーク領西インド諸島のアルーバというRare Destination。宛名のタイプも美しく、とても気に入っているカバーである。
下段は航空用の切手付封筒に加貼した使用例。何度計算しても27セント分しか無いので、3戦と不足の筈だが、見逃されてしまったらしい。使用例としては料金がきちんと合っている方が望ましいだろうが、それはそれで面白い。
パナマ運河地帯で陸揚げされたパックボー扱いである点も、好ましい。

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July 20, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(47)

4thbureaubp20060047
<第47リーフ>
#720bの7リーフ目にして、使用例の3リーフ目。
上は単貼で、軍艦内郵便局引受のカバー。抹消部に ”KOBE JAPAN” と入っているので、神戸港に寄港した際に使用されたようだ。地理的には日本だが、当然国内扱いなので、米国本土宛でも3セントでOKであった。
下のカバーはペア貼の国内航空便。しかも同様に軍艦内郵便局引受で機械印消という面白いもの。
単貼に比べると、ペア貼は一段と少ない。仮令#10サイズであったとしても、見つけたら入手しておくことをお勧めする。

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July 18, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(46)

4thbureaubp20060046
<第46リーフ>
#720bの6リーフ目にして、使用例の2リーフ目。
上のカバーは、ごく普通の単貼国内書状。このペーンの場合、このようなカバーも決して多くは無い。そして残っているカバーも多くは横長の#10サイズの封筒で、リーフに貼るには都合が悪い。(タイプライターの普及具合との関係か、1920年代後半から#10サイズのカバーの割合が非常に大きくなる気がする。)
このカバーですら、10通以上の単貼カバーから選んだことを理解して頂きたいと思う。
下段のカバーは同じ単貼ながら、アラスカの消印。おまけに封筒は商務省の公用封筒で、軍艦名とアラスカの住所がゴム印で押捺されている面白い例。商務省の名前が抹消されていないところを見ると、公務で軍艦に乗り込んだ職員が使用したものと思われるが・・・。

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July 16, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(45)

4thbureaubp20060045
<第45リーフ>
#720bの5リーフ目。しつこい様だが、大好きなペーン丸ごとの使用済のリーフ。一応、使用例のリーフになるだろう。
ペーンの額面合計が18セントで、書留書状料金に適合するため、丸ごとの残存率は大きいのかもしれないが、実数はそれ程でもないだろう。少なくとも#634dとは比較にならない少なさ、と言うのが実感。
その中で、これだけ揃えば御の字である。上段中央の機械印はお気に入り。下段の手押二連印は比較的多いが、日付印でありながらデータが完全に判らないものが多く、この程度でも良い方。欲を言えば、もう少し消印の種類を増やしたいところ。(金属製の波型ローラーは持っているが、日付が入らないので除外)

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July 14, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(44)

4thbureaubp20060044
<第44リーフ>
#720bの4リーフ目。
前リーフに続き、定常変種(Cracked Plate)を示した。
上のペーンは、線が細いので見づらいかもしれないが、間違いなく亀裂が入っている。切手帳の場合、ポジション確定が難しいため、これも実用版番号、ポジション共に不明なのが残念なところ。

下のペーンについては、友人から「部分的なインクのつき過ぎによるものでは?」との意見を頂いた。作品構成中はリーフ作りに忙しく、検証することまで頭が回らなかったが、どうだろうか?そう言われると、そのように見えてくるのが不思議。いずれじっくり観察して、次回以降の作品構成時の取扱を考えたい。

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July 12, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(43)

4thbureaubp20060043
<第43リーフ>
#720bの3リーフ目。
定常変種である、レリーフブレークを示した。

レリーフブレークは、原版から実用版に画像を転写するための転写ロール上で、画線部分の「突起」が欠けてしまうことにより、実用版上に画線が転写されず、印刷時に消えてしまう変種である。

この切手の場合、図案を囲む3重線の真ん中の細い線に起こるため、単片の場合は、インクのムラなどによる「白抜け」と区別することが難しい。
その点、切手帳ペーンであれば、最初からブロックであるため、判定が容易であり、示し易いことは事実。

今回作品を構成するに当たり、ある程度の数を入手し、調べてみたが、シート切手やコイル切手に比べて、レリーフブレークが存在する比率は、少し低いような気がする。今のうちに入手しておいた方が良いかも。

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July 10, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(42)

4thbureaubp20060042
<第42リーフ>
#720bの2番目のリーフ。
版番号が見える裁断ズレがあり、シェードもはっきり違っていたので、それを示した。
このペーンの場合、単価が高いことから、この手の品も一点買いを余儀なくさせられるため、数を増やすのには時間が掛かりそう。このあたり、年季の違いが現れる部分だろう。
下部には切手帳の完本。例によって分解する勇気なし。4ペーン入りの切手帳もあるのだが、なかなか手が出ない。(モノが無いことも事実ではあるが。)

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July 08, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(41)

4thbureaubp20060041
<第41リーフ>
#720bの最初のリーフ。未使用で代表的なシェードを並べ、下部に初日カバーを配した。
シェードについては、この画像より実物の方が違いは大きいと思う。
初日カバーは、かなり迷ったのだが、入れた。それなりの評価でもあり、80年以上前のものでもあることから、「持っていないのか?」と思われるのも嫌なので、加えた次第。
トラディショナルのコレクションの場合、意図的な(フィラテリックな)初日カバーの取扱については難しいと思う。理屈の上では、「入れる必要性は無い」と思うし、戦後の幾らでもあるFDCを作品に加える気にはならない。(例外もあることは、あるのだが。)
一方で、米国で言えば20世紀初頭の記念切手の初日カバーのように、「現存○点、評価△千ドル」という品であれば、入れても良さそうな気がする。(このようなときに「使用例で無いから外せ」という審査員も居るかもしれないが。)
このリーフの場合で言えば、100ドル出せば買えるFDCでもあり、やはり外すべきかも知れない。

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July 06, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(40)

4thbureaubp20060040
<第40リーフ>
#634dの10リーフ目にして、最終リーフ。使用例としては4リーフ目。
上のカバーは、ハワイ宛の航空速達便。26セント分をペーンとシート切手で余白に何とか貼り付けたカバーで、作為性は感じられない。乱雑な感じもするが、賑やかでよろしい。
下のカバーは(表示は無いが)航空便であろう。不足料10セントを徴収されているところから考え、10セント料金の重量便(倍額)であったと考えている。
この時期、航空扱いの郵便物で料金不足があると、料金不足扱いで配達するのではなく、差出人戻しにするのが規則だったようであるが、実際にはこのように不足扱いで配達されている例がある。イレギュラーな取扱をされたという意味でも、面白い使用例であろう。
これでAirmailの表示があれば文句無いのだが・・・・。

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July 04, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(39)

4thbureaubp20060039
<第39リーフ>
#634dの9リーフ目にして、使用例の3リーフ目。
いずれも完ペーン貼の好ましい使用例である。フィラテリックであるかもしれないが、イヤらしさは感じないと思う。
上部は、書留書状。「配達確認扱い」と記載したのは、カバーの上にゴム印が押されている ”Return Receipt Requested”の扱いのこと。要は書留を受け取った人のサインを「受取証」に貰い、それを差出人に戻すことで、無事に配達されたことが確認できるサービスである。「配達証明」の方が言葉としてはこなれているが、違うニュアンスが入るので、使わなかった。
下のカバーは、ペーンのみをすっきりと貼った速達書状。二重楕円印で抹消されているが、証示印も表に押されており、姿の良いカバーである。1930年より前の使用例であることも、プラス要素。

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July 02, 2007

1922年シリーズの切手帳ペーン(38)

4thbureaubp20060038
<第38リーフ>
#634dの8リーフ目にして、使用例の2リーフ目。
いずれも、船内投函の絵葉書で、1セント過納となっている。適正(適応)使用ではないので、理屈から言えば外した方が良いのかもしれないが、この手の使用例も大好きなので貼ってしまった。
想像をたくましくすれば、旅行に際して切手帳を持って行った旅行者が、過納を承知で手許にある切手帳から2セント切手を切り離して貼った・・・・という情景が目に浮かぶのだ。(1セント切手との組合せ切手帳もあるじゃないか、などと意地悪は言わないように。)
料金は合わなくても、切手の性質を良く表した使用例として、個人的にはストライクゾーンだと思うのだが、如何?

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