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October 31, 2007

タイトルリーフ

タイトルリーフについて、c-breakerさんがブログを書いてくれた。恥ずかしながら、「目から鱗」の部分も有ったりして。JAPEXの審査基準、読んだつもりで全く頭に入っていなかったようだ。
自分のタイトルリーフを振り返ると、(1)出品している対象の特色、(2)コレクションの組立て方(考え方)、(3)インデックス、の3項目は何とか満たしているようだが、注目のマテリアルは記載していない。その理由としては、①スペースが無かったから(70%)、②記載するほどのマテリアルが無かったから(30%)、というところ。注目して欲しいものは、勿論あるのだが、「タイトルリーフに記載するほどのもの?」という意識がちらついてしまう。

画像は作品にも使った「平面印刷縦コイルの目打12・単線透かし(#385)」の4枚ストリップ。使用済はペアでも難しい対象で、4枚連は貫禄品。鑑定書もついている。難を言えば消印が煩いが、自然な使用済とも言える。
集めたことのある人なら、「注目すべきマテリアル」と思って頂けるかもしれない。
385s4

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October 30, 2007

1908年シリーズの1セント切手(3)

Us3rdbureauissue1c0003
#331の2リーフ目。一見、使用例と思われるかもしれないが、製造面のリーフである。
耳紙にご注目。版番号と☆印が見えると思う。前のリーフで紹介したのが線描きの☆(”Open Star”)であるのに対し、これは塗り潰し(”Solid Star”)になっている。
このSolid Starは、(この切手の場合)Star Plateの最初の版だけに使われた。Open Starの版番号ブロックが百数十ドルの評価であるのに対し、10倍の評価となっている珍品である。
製造面を表現する場合、未使用(この場合であれば版番号ブロックがベスト)が望ましいことは言うまでも無いが、小生には高嶺の花。(であるだけでなく、存在数も非常に少なく、米国の一流オークションでも殆ど見かけない。)
このような「オン・カード」は、次善の策ではあるが、考え方によっては、(珍品である)版番号ブロックより更に少ない、希少な品であると言えないこともない。(個人的には、他に見たことがない。)作品の評価に繋がるような材料では無いが・・・・。

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October 28, 2007

1908年シリーズの1セント切手(2)

Us3rdbureauissue1c0002
このシリーズ最初の切手である、二重線すかし目打12(#331)のリーフ。
この時期の平面印刷(凹版)の切手は、20×20の400面で実用版が構成されていた。窓口シートは、これを4つに切断し10×10の100面構成にしたもので、2辺は耳紙つき、2辺はストレートエッジになっている。
各シートの耳紙には夫々1箇所(シートでは2箇所、実用版では8箇所)版番号が印刷されているが、製造時期により生じた様々な変化を表しているため、版番号とそれを含むブロックは、重要な収集対象となっている。

さて、この切手の場合、初期は版番号の横に銘版が印刷されていた。リーフで上部に示したストリップがその例である。
下に示した☆入りの版番号ブロックは、少し経ってから製造されたもの。
印刷時に紙に水分を含ませる「湿式凹版」で印刷していたため、印刷の前後で伸縮が生じ、それが原因となって目打ちのズレ(収集家にとってはオフ・センター)が多発したことにより、実用版上の外側の切手の間隔を広めにした実用版が使われるようになった。
その際、目印として版番号の傍に☆が付けられた(そのため”Star Plate”と呼ばれる)のである。

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October 26, 2007

1908年シリーズの1セント切手(1)

Us3rdbureauissue1c0001
JAPEX‘07の出品作である。
出品リストも公表されず、審査も行われていない時点で、このような形で公開することが良いかどうか、よく判らないが、参観の際の参考にはして頂けると思う。

と言うことで、一番苦手なタイトルリーフから。
苦手なくせに(あるいはそれ故)最後に残すため、いつも時間が無く「テキトー」に作ってしまうのは悪い癖である。
1908年シリーズの概要と、展示プランを簡単に書いてお終いにしているが、もう少し考えて作るべきであろう。先輩諸氏のご指導を仰ぎたい。

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October 25, 2007

ご無沙汰です

2週間ぶりの更新!いつもの事ながら、失礼しました。
10月10日から2週間ほど、仕事で帰国しておりました。JAPEXを目前にして香港に戻るのは口惜しいのですが、それ以上の引き伸ばし工作は出来ず、とぼとぼと戻ってきました。
634ee
そんな話と全く関係ない画像ですが・・・・。
22年シリーズの2セント10枚貼りのカバーで、状態はあまりよくありません。
切手は一番ありふれた#634で、多数貼だけが救いのようですが、幾つかのプラス要因があります。

先ずは海外宛の航空便であること。(尤もアメリカにとっては裏庭のような中米コスタリカ宛ですが。)
次に、消印が機械印、手押印ともに航空便用であること。(AIR MAILと入っているのが判りますか?)
最後にExperimental Electric Eye(試行エレクトリックアイ)であること。(右下に貼られた切手の左側の耳紙でわかります。)
EEEの使用例は、たまに見掛けますが、単貼が殆どで、これほど派手なカバーはあまり無いでしょう。
1リーフに2枚カバーを並べたいときにも使いやすい大きさですし、色々な意味で好ましいカバーだと思います。

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October 09, 2007

1922年シリーズ 2セント加刷切手の使用例(16)

Img_0016
キャナルゾーン加刷の6リーフ目にして、輪転印刷目打11×10.5、加刷タイプB(#101)の2リーフ目。ではあるが、切手帳の切り取り使用なので、カタログ番号は#101aとなる。
何の変哲も無いカバーであるが、切手帳の使用例は少ない。
この時点で、1通でも入手できていたのは僥倖と言うべきであろう。
今になっても、このリーフに同居させられるカバーは、入手できていないような気がする。

以上、長々と(本当に長いのはインターバルの期間だったりして!)拙いリーフを公開してきたが、この程度でも、仮貼リーフに比べれば見ていても気分が良いし、切手展に展示すれば、「それなり」に見えるものであることを、理解して頂きたいというのが本音である。
仮貼り・鉛筆書きのリーフから一歩踏み出したとき、見えてくるものもあると思う。

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October 07, 2007

1922年シリーズ 2セント加刷切手の使用例(15)

Img_0015
キャナルゾーン加刷の6リーフ目。
輪転印刷目打11×10.5、加刷タイプB(#101)のリーフである。
このリーフも上が封書、下が私製はがきで、芸が無いが、上のカバーはキャナルゾーン内が宛先となっており、コマーシャルカバーである点も明確にわかる点で、好ましいもの。
前のリーフで書いたように、上下のカバーの使用局が異なることもプラス要因。

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October 05, 2007

1922年シリーズ 2セント加刷切手の使用例(14)

Img_0014
キャナルゾーン加刷の5リーフ目。
輪転印刷目打10、加刷タイプB(#97)のリーフである。
上のカバーは、米国本土宛の国内封書扱。きれいな分だけフィラテリックである危険性が高まるが、余り気にすると買えるカバーがなくなるのも事実。この切手は、キャナルゾーン加刷の2セントの中では、一番難しいもの。使用済単片でも結構なカタログ価であり、侮れない存在である。
下はお馴染み(?)の私製はがきの適正使用例。これも当然少ない。
欲を言えば、2枚とも同じ局なので、どちらか別の局に変えたいところ。

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October 03, 2007

1922年シリーズ 2セント加刷切手の使用例(13)

Img_0013
キャナルゾーン加刷の4リーフ目。
同じく、加刷タイプB(#84)のリーフである。
これは、「使用例」と言って良いかどうか?”attempted illegal usage”などと言う表現を見たことがあるが、そんなところか。
運河地帯だけで使用できる加刷切手を、その外側のパナマ国内で使用(しようと)した例である。郵便局員も見逃さず、しっかり未納扱いとし、あて先のアメリカ本土で不足料を支払わされている。
競争展に出品する場合、この切手の使用例として使ってよいものかどうか、ちょっと引っかかりを感じるところ。どんなもんでしょうか?

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October 01, 2007

922年シリーズ 2セント加刷切手の使用例(12)

Img_0012
キャナルゾーン加刷の3リーフ目。
平面印刷目打11の加刷タイプB(加刷文字が全体的に細めで鮮明。“A”の先が尖っていることから”sharp top”と呼ばれる)のリーフである。
上のカバーは通販カタログについていた注文書送付用の封筒である。はるばるパナマから本土まで注文したらしい。コマーシャルカバーとして説得力の高い品である。
下は絵葉書。私製はがきのみ2セント料金(官製はがきは1セント)だった時期の適正使用例。うっかりすると1セント過納と思ってしまいそうな品である。
それにしても私製はがきだけ2セントというのは、どうにも理屈が判らない。
何はともあれ、材料に恵まれたリーフである。

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