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January 25, 2008

在庫処分

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全日展の募集要項が発表された。作品作りを始めなくては、と思いつつ、放置している。

このところ、手許の重品や収集対象外の品を処分している。
とにかく整理が出来ておらず、どこに何があるのか判らないのに業を煮やした結果である。(勿論責任は自分にあるのだが。)
結果として、若干なりとも収入が生じる点も有難い。おまけに記憶に無い品や、必要なときに見つからなかった品なども出てくるので、一石三鳥ぐらいの「お得感」がある。

画像は現在Yahooオークションに出品中の品。22年シリーズ2セントタイプI・輪転印刷・目打11X10.5の版番号ブロックに、局型プリキャンセル(初期のタイプ)が加刷されたもの。
この切手に見られる局型プリキャンセルは、その後の新しいタイプが多く、この手のタイプは意外に少ない。版番号ブロックであり、センターもまずまずと言う、条件の揃ったアイテムである。
(とは言え、台切手は駄物の王様であり、高い値段がつくような品ではないので、念のため。まあ、最低値であれば、かなり割安ではあると思うが。)

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January 18, 2008

アメリカの段違い

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cbreaker氏のブログで話題になっている「段違い」、アメリカの例をご報告。

とは言っても、製造方法が違うので、原因も異なる。画像は1908年シリーズ、透かし無し・目打11の3セント・タイプⅠ、版番号ブロックである。この時期のアメリカの郵便切手は、一部例外はあるものの、原則として転写式凹版により製造されていた。先ず、原版(凹版)を作成し、そこに軟鉄で出来た転写ロールを押し付けて画像を写し取り(凸版状)、その後焼入れにより硬化させる。この転写ロールを、鋼板上で転がし、画像を写すことにより、凹版の実用版が出来上がる。(耐久性を高める為に鍍金を施したりするが、大体の流れは以上のとおり。)

さて、画像のブロック、中央下部の切手(ブロック上では5番のポジション)のみ、僅かに印面が上にズレているのがお判りだろうか?これは、最初に行った転写が不完全だったため、一旦画像を抹消し、再度転写を行ったために、2度目の転写が少しずれてしまったものである。
この例では、元の画像が完全に抹消しきれず、部分的に薄く残ってしまった為、二重転写(ダブルトランスファー)として、後世の物好きを喜ばせてくれることになった。

因みに同じシリーズの、有名な「赤の5セント」も同じ理由で出来上がったもの。こちらの場合は、2度目に使う転写ロールを間違えて、5セントにしてしまった為に起こったもの。実物を見ると二重転写であることが良く判る。

大昔、某切手展で、この赤の5セントが展示されていたとき、某有名コレクターが一緒にいた人に「これはクリシェの入れ違いで起きたエラー」と説明しているのを聞いたことがある。
凹版印刷にクリシェが登場しないことは言うまでも無い。

画像の品は、二重転写である旨の説明無しにe-Bayに出品されていたもの。版番号が薄いこともあり、大した競争も無く、入手できた。
最近、同様の品が出品されていたが、二重転写の説明がついていたため、それなりのお値段になってしまった。美味しいことは、そう続かないか。
そのブロックも版番号が薄かったので、3セントの版番号ブロックで番号が薄いものを見つけたら、注意して頂くと「掘り出しもの」に恵まれるかもしれない。

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January 17, 2008

CUBAつながり

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画像は米国の外信はがきにCUBA加刷をしたモノ。
で終わらず、加刷した料金2cを穿孔で1cに改訂し、国内用にしたモノに、1セント切手を加貼し、結局外信はがきとしてドイツ宛に使用した、ややこしい使用例である。

CUBA加刷まではスコットカタログの米国専門版に載っている(米西戦争後の米軍統治下で発行された為)が、1セントの穿孔については(解説文として記載されているものの)、メインナンバーとして採録はされていない。
従って、評価を見て希少性を推し量ることは出来ず、まして切手を加貼した外信使用例の評価がどの程度のものかは判らないが、米国外信はがき関連アイテムとして頑張ってみた次第。

そういえば、以前JAPEXに外信はがきを出品した際、「書留など切手を加貼した使用例が無いと、変化が乏しくつまらない」と審査員の方から言われた(審査員との対話)が、アメリカの初期の外信はがきで、そんな例はあるのだろうか?
個人的には、20世紀初頭までのそのような使用例は見たことが無いし、国内はがきの書留扱いですら(同時期までは)記憶に無い。1880年代から速達扱いが開始されたが、封書の速達は見掛けても、はがきの場合、記憶にあるのは1920年代以降である。
20世紀初頭までのはがきで切手が加貼されている例で思いつくのは、国内はがきの外信使用か、何らかの理由による不足料ぐらいである。

審査員殿のご指摘ゆえ、根拠の無い話では無いと思うが・・・。
もしあったら、頑張って入手したいものである。

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January 09, 2008

復活

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年末・年始に帰国したのだが、12/30の帰国と同時に寝込み、三が日を文字通り「寝正月」で過ごす羽目になってしまった。
ブログの方も、帰国前に元旦分まで作成し「残りは自宅で・・・・」などと思っていたら、結局中断状態。
本社近くの三崎神社で引いたおみくじも「末吉」で、どうにもパッとしない新年になってしまった次第。

画像は1894年シリーズ改色1セント(U小判と同時期です)のキューバ加刷使用済ロット。
消印は読めないものばかりのようだが、55枚で送料込み11ドルは「お得」のような気が。
今年も「質より量」になりそうな、我がコレクションである。

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January 01, 2008

見本加刷

279bespecimen
新年でもあり、少し派手なアイテムをご紹介しよう。

1894年シリーズ改色2セントの切手帳ペーン(#279Be)の見本加刷である。結構なお値段の品であり、入手も容易とは言えないが、そこそこ数はある感じ。
正式発行前に集中的に作られた筈であるが、若干のシェード違いもあるような気がする。また、加刷方向も画像のような水平と、斜めの2種類がある。
数を集めたいところではあるが、1枚500ドル以上では・・・・。

今年も、こんな調子で続けて行きますので、よろしくお付き合い下さい。

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